2025年6月8日より配信開始。
約70分間の動画です。日本語字幕・日本語の音声吹替でご覧いただけます。
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「絶滅の危機にある鳥を守るために私たちができること」
講師:Gen Anderson(フロリダのSt. Augustine Alligator Farm Zoological Park)
このセッションでは、絶滅の危機にあるBlue-throated Macaw(アオキコンゴウインコ)という鳥をどうやって守っていくかについてのお話です。野生の個体数がとても少なくなっているこの鳥を将来につなげるため、動物園などで飼育しながら繁殖させるという取り組みが行われています。
限られた数の鳥をどう組み合わせて繁殖させれば、健康で多様な個体群を維持できるのか、長年の経験をもとに紹介しています。さらに、巣箱の形や大きさ、鳥の性格に合わせた飼い方、そして気候変動の影響まで、さまざまな視点から鳥の未来について考えさせられる内容です。
主に絶滅危惧種の動物をどうやって増やすか、アメリカではどのような個体管理をしているのか、どのようなデータベースを使用しているのかに着目した内容です。
【オススメの人】
- コンゴウインコを飼っている人
- 鳥の保護活動をしている人
- 海外の保護活動に関心がある人
- 絶滅危惧種に興味がある人
- 海外の動物園スタッフの話しに興味がある人
- ブリーダーやショップ(繁殖に関すること、遺伝子や種の保全活動について参考になると思います)
目次
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はじめに。絶滅しそうな鳥を守るってどういうこと?
– なぜ鳥を守る必要があるのか
– Blue-throated Macaw(アオキコンゴウインコ)ってどんな鳥? -
Gen Andersonってどんな人?
– 鳥の保護にどう関わっているのか -
Blue-throated Macaw(アオキコンゴウインコ)の保護プログラムのはじまり
– 最初は43羽の鳥からスタート
– 血のつながりをデータで調べて管理している -
「遺伝的多様性」って何?なぜ大切?
– 遺伝子のバリエーションを保つ理由
– どうやって近親交配を避けるのか -
「繁殖しすぎた鳥」はどうするのか
– 一部の鳥が子どもをたくさん作りすぎたらどうなる?
– いろんな鳥の遺伝子を残すための工夫 -
飼育している現場ではどんな工夫をしているのか
– 巣箱の形やサイズをどう決めているのか
– 鳥の性格によって対応を変える -
野生での保護に役立っていることって?
– 飼育の知識をどう活かすか
– 気候変動で野生の鳥はどうなるのか -
「限られた場所にしかいない鳥」ってどんなリスクがある?
– 島のような閉鎖的な場所に住む鳥の危険とは -
私たちにできること
– 鳥を守るために何ができる?
– まずは知ること、伝えること、そして行動すること
当セッションの登壇者であるGen Andersonは、St. Augustine Alligator Farm Zoological Parkにて、鳥類・哺乳類部門の飼育係としてキャリアをスタートさせ、現在は動物部門、保全教育部門、保全・研究部門を統括しており、高い専門性と情熱を持ち、国内外での保全活動にも積極的に関与している、信頼と実績のある動物園専門家です。動物園や保護プロジェクトの業界では著名な方です。
当コースは全16本(Session 01-16)あります。欧米の鳥類専門家によるセミナーを配信していきます。
それ以外にもペゴスタッフによるプチ食事・栄養学の配信や、鳥獣医や学者など様々な飼育情報の文献を和訳するなどコンテンツは多数ご用意しています。
【視聴方法】
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【配信期間】
視聴リンクをお送りしてから30日間(購入時からではありません)
是非、たくさんの飼い主さんにご視聴いただけましたら幸いです。